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Topics・定例会・複数社交流会
 
2018.06.06   「第5回 定例会」開催
◆ 会場
株式会社トクヤマつくば研究所、JAXA筑波宇宙センター

◆ 参加企業
富士ゼロックス㈱、㈱NTTデータ、旭化成㈱、㈱ANA総合研究所、(一財)草月会、 ㈱トクヤマ、㈱エクサ、首都高速道路㈱、慶應義塾大学

◆ プログラム
・挨拶 岩崎史哲様 /(株)トクヤマ 執行役員 研究開発部門長兼つくば研究所長
・人材育成ワークショップ①
 ご講演「宇宙飛行士の人材育成」
 松崎一葉様/筑波大学大学院 産業精神医学・宇宙航空精神医学 教授
・筑波宇宙センター見学
・人材育成ワークショップ②
 グループ討議「ストレスフルな環境で人は成長する」
 ファシリテーション 浅田洋二様 /(株)トクヤマ 経営企画室
 「新しいことにチャレンジする人の支援について」
※大雪の影響で一部プログラムを短縮・変更して実施しました。


内容
第5回は、(株)トクヤマが企画運営により、「人材育成」をテーマに、講演、筑波宇宙センター見学およびこれらを踏まえてのワークショップを実施しました。

筑波大学の松崎教授には、下記のようなお話をいただきました。

筑波大学の松崎教授
  • 現在の職場では、「働き方改革と業績向上」や「ダイバーシティと組織一丸」など相反する要求の軋みが生じており、特に管理職の皆さんは大変苦労をされているのではないか、
  • このような相反する要求による高ストレス状況から回避するためには、跳ね返ってくる力を打たれ強さに変換する「レリジエンス」という力が強い人は、ストレスをコーディングできるということがわかってきた。
  • レリジエンスはどうやったら養えるか。汎抵抗資源(GRR: Generarlized Resistance Resources)』と『首尾一貫感覚(SOC:Sence of coherence)』の2つが必要。この2つの資源と感覚が高いストレス耐性を持つ人材の育成・成長に大きく関わる。
  • 「GRR」は、所属している組織における公正性や教育力・身分、経済的安定の保障、ストレス対策などの仕組みなどの資源のことです。単にメンタルヘルスの仕組みなどを構築するだけでは不十分で、仕組みがちゃんと運用し、機能していることが重要。
  • 「SOC」は、この組織で真摯に一生懸命やれば「たぶんこうなるだろう」と予測可能で、「たぶん結果はうまくいくだろう」と思うことができる感覚、そして「たぶんそれは自分の成長につながるだろう」という感覚のこと。「これだけやったのだから何とかなるだろう」という「鈍感さ」ともいえる。
  • 一方、採用時に「伸びしろをいかに評価するか」も重要な課題である。


JAXA筑波宇宙センター
当日は、大雪のため、急遽時間を短縮しての開催とはなりましたが、宇宙飛行士の厳しいトレーニング、松崎先生のお話し、宇宙センターでの宇宙飛行士の訓練についての紹介、また、これらを踏まえた、「新しいことや困難なことにチャレンジする人をどう支援するか」等々についての意見交換を通じて、参加者各々が、社員の成長支援や自分自身の成長について 改めて考える機会となりました。

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2018.02.05   「下期 第3回 複数社交流会」開催
◆ 会場
富士ゼロックス株式会社 R&Dスクエア3階「お客様共創ラボラトリー」

参加企業
ANAシステムズ㈱、㈱エクサ、㈱NTTデータ、東京海上日動システムズ㈱ 、富士ゼロックス㈱、富士ゼロックスアドバンストテクノロジー㈱、ミニストップ㈱、㈱シーエーシー、旭化成㈱、旭化成エレクトロニクス㈱

ワークショップ
 「未来のコミュニケーション ~私たちがより創造性を発揮し、ワクワクしながら働くために~」


内容
下期の最終回となる今回の複数社交流会は、富士ゼロックスアドバンストテクノロジーの佐藤さん、柴山さん(2名とも複数社交流会参加者)、富士ゼロックスの松栄さん(富士ゼロックス VHPディレクター)との共同企画で行われました。

冒頭に、佐藤さんから、富士ゼロックスアドバンストテクノロジーの会社紹介、VH協議会より、イノベーションを起こし続ける企業になるための取組みの紹介があり、続いて、VHPディレクターとして、「ポスト複合機に向けた活動~First Step~」をテーマに活動されている松栄さんによるワークショップへと移りました。

富士ゼロックスアドバンストテクノロジーの佐藤さん


ファシリテーターの松栄さん
今回のワークショップでは、「楽しくわくわく働くこと」を目的に、その課題を探り、実現するアイデアを出し合います。
前半では、「楽しくわくわくする仕事は何か?」「その要因は?」また、生産性を高めるための課題や解決にむけて工夫していることなどを検討しました。

後半では、ペルソナを設定し、「楽しくわくわく働く」の実現につながる商品アイディアを出し合い、最後の商品発表では、1企業になったつもりで売り込んでいただきました。
楽しく実用的な商品に、欲しい!との声があがっていました。

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2017.12.05   「下期 第2回 複数社交流会」開催
◆ 会場
ANAシステムズ株式会社 羽田空港国内線第1旅客ターミナル「ANA講堂」

参加企業
ANAシステムズ㈱、㈱エクサ、㈱NTTデータ、東京海上日動システムズ㈱ 、富士ゼロックス㈱、ミニストップ㈱、㈱シーエーシー、矢崎総業㈱

ワークショップ
 「空~sora~の世界について考える」


内容

進行役の柴田さん
冒頭に、ANAシステムズより、ANAシステムズは、ANAの安全なフライト、安定したサービス提供を担っています。昨今では、羽田空港における自動チェックインサービスなどについて紹介いただきました。

続いては、航空業界豆知識講座「時刻表とよく見る空港の機器で分かるあなたの知らない空港ハンドリングの世界」のセッションがありました。
講師の徐さんから、空港にはどのような業務があるか、飛行機の時刻表の見方、コードシェア便の見分け方、運用機材の見分け方、などを学びました。時刻表を使用したり、参加者への質問を交えたりしながら、和やかに進められました。

軽快なトークで空港や
飛行機の新しい魅力を
伝える徐さん


ファシリテーターの
熊谷さん

ワークショップでは、複数社交流会 参加経験者でもある熊谷さんが、ファシリテーションを担当し、「お客様視点」「働く人視点」「ハード・ソフトの視点」で、「未来(2025年)におけるサービス」を検討しました。

ミニストップとの協業を視野に入れた新しいサービス案では、「高齢者が、次々に進化していくテクノロジーに対応することは、難しいのではないか」という課題認識のもと、飛行機に搭乗するまでの事前講習会「馴らし搭乗サービス」案など、多様なアイデアが生まれました。
また、ディスカッションを通じて参加者間の交流も深まりました。

  

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2017.11.29   「下期 第1回 複数社交流会」開催
◆ 会場
ミニストップ㈱  海浜幕張

参加企業
ANAシステムズ㈱、㈱エクサ、㈱NTTデータ、東京海上日動システムズ㈱ 、富士ゼロックス㈱、ミニストップ㈱、㈱シーエーシー、旭化成㈱

ワークショップ
 「未来のコンビニを考える ~幻の青い海を求めて~」


内容
今回は、ミストップが主催するはじめての複数社交流会です。


進行の人事部上田様
冒頭に、ミニストップより、会社紹介、業界の概況等について紹介がありました。
ミニストップは、1980年5月に誕生したこと、業界初となるイートインスペースの設置、海外進出にも力を入れており現在は韓国の店舗数のほうが日本国内の店舗数よりも多いことなどを紹介いただきました。

コンビニ業界の概況を
紹介する人事部 板東部長


ダイバーシティの
取り組みを
紹介する木村様
続いて、ダイバーシティへの取り組み紹介がありました。
コンビニ業界は、男性のワーカーが圧倒的に多いこと、そのような環境下でも、ミニストップは、多くの女性社員が活躍していることなどを紹介いただきました。


続いて、ワークに入る前のアイスブレイクとして、「クリスマスに売れるもの」についてアイデアを出し合いました。

今回は、「あるフランチャイズ店の売上をあげるための検討」「ミニストップの新規事業の検討」二つのワークを行いました。いずれも、マーケティングや新規事業についての考え方などのレクチャーをいただいてからディスカッションしました。
ミニストップの強みである「空間」を活用したもの、参加企業の強みである「IT」を活用したものなど、多様なアイデアが生まれました。

  


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2017.11.17   「第4回 定例会」開催
◆ 会場
(株)シーエーシー 会議室 [東京都中央区日本橋箱崎町24番1号(東京メトロ水天宮前駅)]

参加企業
富士ゼロックス㈱、㈱NTTデータ、旭化成㈱、㈱ANA総合研究所、㈱エクサ、(株)シーエーシー、首都高速道路㈱、㈱帝国ホテル、矢崎総業㈱

プログラム
【1部】
東東京管理局交通管制室 見学会

【2部】
1. 会社紹介
 ・首都高速道路㈱
 ・㈱シーエーシー
2. セミナー
 「新たな価値を創出する物流の先へ」
 (一般社団法人)ヤマトグループ総合研究所 常務理事 岡村 正 氏
3. ワークショップ
 物流に関する「イノベーション創発ワークショップ」


内容
【1部】
第4回の定例会は、「首都高速道路×シーエーシー コラボレーション企画」を実施しました。

定例会に先立ち、首都高速道路の東東京管理局交通管制室を見学させていただき、24時間体制の交通管制システムや安全対策の取り組みなどについてお話を伺いました。
首都高の「交通管制システム」は、首都高速道路のすべての路線について、24時間365日、リアルタイムで情報収集しています。例えば、渋滞情報を把握し、ドライバーにタイムリーに提供することと、事故の情報を収集して速やかに対処することなどです。
最新のテクノロジーを駆使した、情報収集・提供と高度な安全対策への取り組みを、目の当たりにしました。


【2部】
1 .会社紹介
◇首都高速道路㈱
鈴木 高浩さんから、まず会社概要、事業内容、理念、歴史などの説明がありました。
そのあと、VH活動を2009年からはじめて、これまでに40チームが活動し、うち2つが事業化されたことを話されました。そして、今年は3テーマが活動しており、「首都高速の色を形に」を掲げて、イベントなども開催されている内容などを紹介しました。


◇㈱シーエーシー
まずは齊藤 学さんから、会社概要、事業内容などの紹介があり、ダイバーシティ化が進んでいることや、ワークライフバランスに力を入れていることが語られました。
また、AI分野に注力しているとのことで、感情認識ソフトウェアAffdexを使った開発にも触れられました。

その後、設立50周年を迎えて、障がい者スポーツのボッチャを支援しているという紹介があり、シーエーシーが企画・主催した大会のVTRを見ながら、稲垣 義則さんより、競技の様子や玉の距離を測るメジャーを開発したことなどについて話がありました。


2. セミナー
(社)ヤマトグループ総合研究所 常務理事 岡村 正 氏の「新たな価値を創出する物流の先へ」と題したセミナーを実施しました。
ヤマト運輸のこれまでの歩みの中で、自主性やサービスマインを重視してきたことで、宅配トラックやスキー宅急便が生まれたことなども紹介されました。
また今後、ヤマト運輸がどのような方向を目指すのかというところでは、ECサイトの誕生で物流事情が大きく変化したことにより、これからの物流はコスト重視から付加価値を生み出すものに進化しなければならないと話されました。自社だけの利益を目指すのではなく、機関バスなどとの提携や、受け取りポストの代わりに人を立てて運ぶ方法、郵便局などとの連携、といった風に視野を広げて考えていく必要があると話されました。また現在、規制により運ぶことができない物を、どのようにすれば運べるようになるのか、という視点で考えることも必要だと語られました。

鈴木さん



齊藤さん

稲垣さん



岡村氏

3. ワークショップ
岡村氏の話を受けて、物流に関する「イノベーション創発ワークショップ」を実施しました。シーエーシーの齊藤さんがファシリテーターとなり、4~6人程度の7つのグループとなり進めました。
まずは、1分程度で各自の自己紹介。その後3分程度で、各自が物流に関する課題・感想・アイデアなどをポストイットに書き出しました。そして、書き出したポストイットを、模造紙に貼りながら各自の意見を発表。意見交換をしながら、新しいサービスやアイデアを模索しました。
最後に、グループ毎にまとめたアイデアを発表しました。
発表では、
・暇な人にお金を渡して運んでもらう
・旅行に行く人に持って行ってもらう
・トラックに透析の機材やマッサージチェアを乗せて、遠くに行かなくても
 サービスを受けられるようにする
など、多数の意見が出ました。
  
               グループで意見を出し合いアイデアをまとめていく参加者

  
  岡村氏と意見交換をするチーム            まとめたアイデアを発表をするチーム

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2017.09.29

  「第3回 定例会」開催
◆ 会場
矢崎総業株式会社 ワールドヘッドクォーターズ 第一会議室(静岡県裾野市御宿1500)

参加企業
富士ゼロックスNTTデータ、旭化成ANA総合研究所、草月会、トクヤマ、エクサ、首都高速道路、慶應義塾大学

プログラム
1.
田劇場
 「技術に踊らされるな! 本当に必要なエコシステムを創造しましょう 
 ~デジタル社会におけるコミュニケーションは益々重要~」
 (株)NTTデータ 吉田淳一さん

2.
会社紹介
 矢崎総業(株)
3.ワークショップ

第3回は、「VH協議会を通して、矢崎総業×各企業様、各企業様×各企業様とのコラボレーションの実現」を目的に開催しました。会場が、矢崎総業(株)だったこともあり、矢崎総業の社員の方が、多く参加しました。

■プログラム
まず、矢崎総業(株)から挨拶があり、続いて(株)NTTデータ 吉田淳一さん(吉田劇場)から、「技術に踊らされるな! 本当に必要なエコシステムを創造しましょう ~デジタル社会におけるコミュニケーションは益々重要~」をテーマにお話いただきました。

世の中がどのように変化してくのかを、たくさんの動画や最新テクノロジーを使って紹介いただきましたが、新たなビジネスを検討するうえで、たいへん参考になる内容となっていました。

午後のセッションでは、矢崎総業(株)の会社紹介に続き、草月会、トクヤマおよび首都高速道路から、コラボレーション希望テーマの紹介がありました。

続いて、吉田さんのファシリテーションのもと、新たなビジネスアイデアを考え、そのアイデアをブラッシュアップし、チームビルディングまでつなげるワークショップを行ないました。最後に、アイデアの人気投票も行ないました。
  

今回は、VH協議会参加企業および矢崎総業(株)内で、事前にコラボレーションを希望するアイデアやテーマを募集していましたが、当日に数々の新規事業アイデアも生まれ、会社を越えたコラボレーションが実現しました。

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2017.08.30   「上期 第3回 複数社交流会」開催
◆ 会場
㈱エクサ(日本IBM & JFEグループ) 川崎

参加企業
ANAシステムズ㈱、㈱エクサ、㈱NTTデータ、東京海上日動システムズ㈱ 、富士ゼロックス㈱、
ミニストップ㈱

ワークショップ
 「女性が活き活きと働ける環境をデザイン思考で考える」


冒頭、エクサより、会社紹介がありました。最先端のデジタルスキル、豊富な経験に基づく業務知見やシステム構築・運用技術、業務視点・改革視点でのソリューションを強みとしていることや、社員の自主的な活動の取り組みなどについて紹介いただきました。

  
  エクサ会社説明の様子     会場までの案内をしてくれたPepper           ブレインストーミング

つづいて、「デザイン思考」について紹介いただき、「職場で生き生きと輝いている女性像・人物像は、どんな人でしょう」をテーマに、ブレインストーミングを実施しました。ここでは、アイデアの質よりも数が重要視されました。

そのあと、①活き活きと働く女性をイメージしてみよう ②女性が働く環境で残念なところを挙げてみよう ③女性が活き活きと働ける環境をストーリーで伝えよう、の3つの課題にもとづき、ワークを行いました。

発表では、③の「女性が活き活きと働ける環境をストーリーで伝えよう」を、劇仕立てで紹介するグループもあり、各グループともに伝え方を工夫し、おおいに盛り上がりました。

各社共通の課題について、個々人が自由に思いやアイデアを発言し、話しあうことを通じて、それぞれの職場や業務上の新しい視点・気づきを得ることができる複数社交流会らしい場となりました。


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2017.07.27
  第2回 定例会」開催
◆ 会場
株式会社エクサ
神奈川県川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア東館 13階 [地図


参加企業
首都高速道路㈱、ANA総合研究所、トクヤマ、草月会、矢崎総業シーエーシー、ミニストップエクサ、富士ゼロックス

プログラム
1. 株式会社エクサ 会社紹介
2. NPOとの共創を通じたイノベーション創発ワークショップ


1.株式会社エクサ 会社紹介
エクサは、日本IBM & JFEグループの子会社であることが説明されたほか、女性社員の活躍や登用を推進する「e-ハーモニー」活動や、価値創造に向けた様々なイノベーションの取り組みについて紹介がありました。
 

2. NPOとの共創を通じたイノベーション創発ワークショップ
目的: 新規事業創出に向けた「NPOとの共創」を学ぶ・考える
  内容: 企業にとって遠い存在であるNPOなど非営利組織との連携は、新しい発想を呼び込み、これまでにない新規事業やイノベーションを生み出す、新しい手法なのではないでしょうか?
企業とNPOによる共創事例を通じて、企業×NPOのイノベーションの今と未来の可能性を探るとともに、自社をテーマにしたブレストなどを通して、実際にどのようなことができるのかを考えます。
  講師: 株式会社ドリームファクトリーワールドワイド  代表取締役 菊地 保宏さん
アイディール・リーダーズ株式会社  上野 聡太さん

■様子

冒頭に、株式会社ドリームファクトリーワールドワイドの菊地さんから、NPO法人と企業のビジネスマッチングに、関心を持った背景などについて、ご紹介いただきました。


続いて、アイディール・リーダーズの上野さんのファシリテーションのもと、
・非営利セクターと民間企業の連携により、民間企業にはないNPOの持つ独自のノウハウや人脈が特定課題の解決促進につながること
・多くのNPOが、どんどんとビジネス、組織力を拡大していること
などについて紹介いただきました。


講義のあと、企業の課題解決に向けて協業したNPOを複数の候補から選び、グループでディスカッションする「ケーススタディ」や「現在の自分・部門・支店・自社などが抱える課題の中で、NPOと組んで取り組めそうなアイデアを考える」というワークなどを行いました。

これらを通じて、NPOとの連携を通じた、各企業の課題解決・新たな価値創造の可能性について真剣に考え、多様なアイデアが生まれました。
 

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2017.07.19   「上期 第2回 複数社交流会」開催
◆ 会場
東京海上日動システムズ㈱ 多摩センター

参加企業
ANAシステムズ㈱、㈱エクサ、㈱NTTデータ、東京海上日動システムズ㈱ 、富士ゼロックス㈱、
ミニストップ㈱、トクヤマ、矢崎総業

ワークショップ
 「固定概念から脱却しよう ~働き易いってなに?ワクワクする職場ってなに? 」


冒頭に、東京海上日動システムズ株式会社から会社紹介がありました。また、今回の複数社交流会の企画・運営を行なった「ワークスタイル改革委員会」の取り組みが紹介されました。「ワークスタイル改革委員会」は、いきいきとしたワークスタイルの実現を目指した、社員の自主的な活動です。

併せて、社員の皆さんが自発的に行なっている、最新のIT技術勉強会で、作成・トライアル中の新しい社内システムについても紹介いただきました。

  

今回は、より多くの参加者と、より多く話したいという、参加者の要望に基づいた企画となりました。
ワークの最後は、グループ毎に、「理想のオフィス」を検討し、粘土やさまざまなパーツを利用して、「オフィス」をつくり、披露しました。


  


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2017.06.29   第1回 定例会」開催
◆ 会場
富士ゼロックス(株)本社 5階501AB会議室

参加企業
NTTデータ、首都高速道路、旭化成ANA総合研究所、エクサ、トクヤマ、草月会、矢崎総業シーエーシー、帝国ホテル、ミニストップ、東京地下鉄、慶應義塾大学、AYUOK、富士ゼロックス

プログラム
1. 花田光世先生との対話会「VH活動推進・支援のあり方」
2. ANAのVH紹介と情報交換



1. 花田光世先生との対話会
 「VH活動推進・支援のあり方」

[概略]
今後、事務局の支援の仕方は、VH活動の多様性に合わせて、「組織からの視点」と「個人からの視点」の両方を併せ持った「機能強化に向けた事務局の組織化」が求められる。そのためには、人事/教育部門、営業/技術開発部門などと主体的に協働することが必要となるだろう。
 

組織化に向け事務局は、思いを持って活動している個々人に寄り添い、その思いや意見に耳を傾け、活動を支援することが求められる。適確に行なうには、カウンセリングスキルなども必要になってくるため、事務局内でキャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーの資格(スキル)を取得をしたり、そのようなスキルを持っている人の配置などを考えて、運用していくことが必要だろう。

結果、この活動を通して、個々人の日常の仕事に対する向き合い方や向き合う姿勢に変化が生まれ、キャリア作りに対する前向きで能動的な姿勢が取れるようになることが目的である。2020年に向け、これらを実現できる組織をどのように形成していくかが重要だ。

[質疑応答の一例]
Q1. ソーシャルキャピタルの評価はどのようにすればよいか?
A1. 外的報酬から心理的報酬に重要性を移していくこと。必要とされているという実感が大事。

Q2. 上手くいかないときの支援はどうすればいいか?
A2. 結果ではなく、チャレンジしたことに対する評価に視点を変えることが必要。

Q3. ゼロベースから立ち上げるときに必要なことは?
A3. 経営幹部に、導入の効果やメリットなどを説明し、理解を得ること。そして、パッションの部分と、論理的な部分を両立できる組織作りを心がけること。

Q4. 本来の仕事以外の活動の場合、人事との協働をどのようにすればよいか?
A4. 職務や業務ができるようになることを目的としているのではなく、仕事ができるようになることを目指している。どのようなことにも対応できる人材を育成することにつながっているのだということとを理解する。

ポストイットに参加者が質問を書いて、白板に貼り出し、その中から質問を選んで答えていくという方式で行ないました。上記で紹介したほかはにも、「マネジメントにあまり力を入れていないが、何かできることはあるか?」「支援活動で大切なことは?」「支援を行なうことによってチームが自主性が失われることがあるが、どうすればよいか?」など、約1時間の時間をいっぱいに使って、答えていただきました。


2. ANAのVH紹介と情報交換

ANA総合研究所の森さんから、VH活動の内容(運営体制の変化、実績、組織体制、バックアップの方法)を説明いただきました。最後に、いくつかの事例を簡単に紹介していただき、「福島空港の音楽フェスタ」については動画で紹介いただきました。

[VH紹介の概要]
2004年に導入し、新しい価値創造に向けて活動を続けてきている。ANA総研は、中立の立場からVH活動を支援する機関として立ち上げられた。この13年で10回プログラムを行い、170件、1392名が活動している。ANAは、シフト勤務も多いことから、勤務時間外の活動を主としているが、研修は勤務内に設定している。活動によって、人材育成や組織活性化につながっているが、ANAのDNAを継承していくことにも役立っていると感じている。

[質疑応答の一例]
Q1. どのような企画を採用しているのか?
A1. やりたいことがあるというだけでなく、どのような活動をしていくのかをある程度描けているような企画を選択している。

Q2. 弊社では、業務の延長のような企画が多くなってしまっている。貴社は?
A2. 業務改善の範囲内であると考えられる場合は、プログラムには乗せていない。

Q3. 事務局が支援し過ぎて、企画が面白くなくなってしまうことがあるが、どのように対応しているか
A3. 最後は、ディレクターにどうするかを決断させている。メンバーがたくさんいる場合も、思っていた方向とは違う方向に進んでしまうようなことがあるので、メンバーを選ぶときには、話し合ったり、面談したりして選ぶといいとアドバイス
している。

Q4. どのようにして、プログラムを1年で完結させているのか?
A4. 特に1年で区切ってはいない。10年かけても、20年かけてもいいことになっている。中には、実現までにどのくらいかかるか分からないような企画もある。

そのほか、「予算はどのように取っているのか?」「時間外の活動だと人が集まりにくいが、どのような対応をしているのか?」
「新規ビジネスを生み出すための工夫は?」
など、参加者から次々に質問がくり出され、既に実績も残してきているANAの活動から学びたいという参加者の姿勢がうかがわれました。

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2017.06.06   上期 第1回 複数社交流会」開催
◆ 会場
富士ゼロックス(株)横浜 お客様共創ラボラトリー

参加企業
ANAシステムズ㈱、㈱エクサ、㈱NTTデータ、東京海上日動システムズ㈱ 、富士ゼロックス㈱、
ミニストップ㈱

プログラム
1. 富士ゼロックス紹介 [13:00~]
2. お客様共創ラボラトリー紹介 
[13:15~]
3. ワークショップ
 [14:00~]
  テーマ:「わたしたちのみらいづくり 
       ~人口減少・少子高齢化社会に役立つ新たなモノ・コトを考えよう」


1. 富士ゼロックス紹介
今回の複数社交流会の企画開催担当会社である富士ゼロックスより、富士ゼロックスがお客様の効率的・効果的な価値を創造するためのコミュニケーション支援をしている会社であることや、常に新しい価値を創造し続けるために取組んでいるバーチャルハリウッド活動およびバーチャルハリウッド協議会の内容について紹介しました。

2. お客様共創ラボラトリー紹介

お客様共創ラボラトリーの責任者より、館内のコンセプトや機能についての説明がありました。新しいイノベーションを起こすための場所づくりを考えた工夫が凝らされていることや、活用状況の紹介のあと、館内の一部を案内しながら、活用事例についても触れていただきました。
館内を案内する様子

3. ワークショップ

研究技術開発本部 コミュニケーション技術研究所の飯田 靖さんが、ファシリテーターとなり、「みらいを創りだす日」に向けたワークショップを行ないました。
ワークは、仲間と共に喜んだ体験を語り、20年後の未来をクレヨンで描き、1年後に向けた未来を書き出し、描いた1年後に向けた本気の一歩を決める、という流れで進みました。
一つひとつのワークは、全て内省から始まり、心に浮かんだものを書き出したり、描いたりし、グループの中で順番に発表します。このとき、語る側と、聞く側は、その役に徹します。どのワークも終始このスタイルで進められ、日々に追われる生活の中では、なかなか向き合うことのできない自分との対話となりました。また人の話に、ひたすら耳を傾けることにより、違う考え方に気付き、新しい発見を通して視野を広げるといった学びもあったようです。
← 真剣な面持ちで
  ワークに取り組む参加者
書いた(描いた)内容を
グループで発表する参加者 →

終盤は、全員が輪になり、「本気の一歩」を挙手制で発表。最後には、「今日の一字(漢字)」を、時計回りで発表し、個々の収穫を思わせる一字をそれぞれが表し、充足感に包まれたままワークを終えました。
「本気の一歩」を発表する参加者

「本気の一歩」と参加者の笑顔を記念に撮る飯田さん


※次回、「上期 第2回 複数社交流会」は、7月19日、東京海上日動システムズで、開催する予定です