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書籍「バーチャルハリウッド」を出版

2019/12/12

2019年12月12日、バーチャルハリウッド協議会から書籍「バーチャルハリウッド」(ダイヤモンド社:1650円、税込み)を発売しました。書籍では、バーチャルハリウッドの意義や価値を具体的な各社の活動事例や経営者インタビューなども交えてご紹介しています。是非、ご一読ください。

 (表紙イメージ)

目次

刊行に寄せて
 バーチャルハリウッド協議会会長(富士ゼロックス株式会社取締役専務執行役員) 真茅久則

序文 はじめに

第1章 日本企業が抱えている課題
 ◯失われた30年
 ◯不幸な日本の社員
 ◯社員の価値観の変化と企業に求められるもの

第2章 VHのコンセプト、VHによって変わる企業
 1 ハリウッドの映画作りをイメージしたVHの仕組み
 2 VHが生まれた背景
 3 VH活動の意義は新たな価値創造・人材育成・組織活性化
 4 中長期的な効果に期待して導入・継続
 5 VH活動に特徴的な「仕掛け」

第3章 VHによって変わるもの
 1 日本企業が再び飛躍するためのヒント
 2 社員の人材育成における変化
 3 組織の変化
 4 活動による価値創出
 5 新しい働き方への変化

第4章 各社の活動事例
 ◯ウインドサーフィン・ワールドカップの日本誘致【ANA①】
 ◯ANAブランドのカフェ【ANA②】
 ◯「いけばな」の縦割り組織にもボトムアップのVH活動を導入できた【草月流】
 ◯風土改革、そして地域創生や地域との人脈づくり【トクヤマ】
 ◯廃棄される横断幕やタイヤを商品に、道路もモノも「循環」させる【首都高速道路】
 ◯Jリーグのスタジアムで小学生サッカー大会。親子の笑顔に苦労も吹き飛ぶ【三菱重工業・三菱日立パワーシステムズ】
 ◯5年の下準備、機を捉えて「CACチャレンジ」導入【CAC】
 ◯スキマ時間をうまく使いたい!思いをかたちに「個人用の空間」をビジネスへ【富士ゼロックス①】
 ◯モノづくりからコトづくりへ、日本一美しい街に日本一美しいシェアオフィスを【富士ゼロックス②】
 ◯企業の目的によって変わる多種多様なVH
  ・エクサ
  ・ウチダ人材開発センタ
  ・旭化成

第5章 インタビュー・VHの未来、ニッポンの未来
◯経営が期待するバーチャルハリウッド

社員にとって会社が誇りであるように
インタビュー① トクヤマ 代表取締役社長執行役員 横田浩
 ◯「サイロ化」した組織
 ◯自分たちの強みにこだわらない
 ◯車内の縦横のコミュニケーションを活発に
 ◯外に開かれた会社へ
 ◯自由な場の提供が創造性を育む
 ◯地域との共生の場に
インタビュー② ANA代表取締役副社長・執行役員 志岐隆史
 ◯ダイバーシティ&インクルージョン
 ◯多くのテーマに関わって
 ◯ウインドサーフィンのワールドカップを日本に誘致
 ◯ANAカフェ
 ◯面白がれれば転がっていく

VHは社会価値イノベーションのベースとなる問題提起力を獲得できる
インタビュー③ 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 村上恭一特任教授
 ◯時間を無駄にしたくない若者たちに無駄な仕事を押しつける企業
 ◯知識が生まれるのは古今東西、遊んでいるときや人と協調しているとき
 ◯個人化の時代にこそ、チームで動く仕組みが活きる
特別寄稿【バーチャルハリウッド活動再考】
バーチャルハリウッド活動はフォーマル化のプロセスを通して日常業務に落とし込まれる
              慶應義塾大学名誉教授 花田光世
 1.時代の変化と人事・組織活性化活動の変化
 2.バーチャルハリウッド登場の背景には人的資源管理と開発の考え方が
 3.人的資産開発に基づくキャリア形成の仕組みがバーチャルハリウッド活動を変える
 4.バーチャルハリウッド活動がフォーマル化する
 5.登山の論理と新たな人事パラダイムの必要性
 6.組織活性化運動とキャリア自律活動との統合

おわりに

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