2017.06.29   第1回 定例会」開催
◆ 会場
富士ゼロックス(株)本社 5階501AB会議室

プログラム
1. 花田光世先生との対話会「VH活動推進・支援のあり方」
2. ANAのVH紹介と情報交換



1. 花田光世先生との対話会
 「VH活動推進・支援のあり方」

[概略]
今後、事務局の支援の仕方は、VH活動の多様性に合わせて、「組織からの視点」と「個人からの視点」の両方を併せ持った「機能強化に向けた事務局の組織化」が求められる。そのためには、人事/教育部門、営業/技術開発部門などと主体的に協働することが必要となるだろう。

組織化に向け事務局は、思いを持って活動している個々人に寄り添い、その思いや意見に耳を傾け、活動を支援することが求められる。適確に行なうには、カウンセリングスキルなども必要になってくるため、事務局内でキャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーの資格(スキル)を取得をしたり、そのようなスキルを持っている人の配置などを考えて、運用していくことが必要だろう。

結果、この活動を通して、個々人の日常の仕事に対する向き合い方や向き合う姿勢に変化が生まれ、キャリア作りに対する前向きで能動的な姿勢が取れるようになることが目的である。2020年に向け、これらを実現できる組織をどのように形成していくかが重要だ。

[質疑応答の一例]
Q1. ソーシャルキャピタルの評価はどのようにすればよいか?
A1. 外的報酬から心理的報酬に重要性を移していくこと。必要とされているという実感が大事。

Q2. 上手くいかないときの支援はどうすればいいか?
A2. 結果ではなく、チャレンジしたことに対する評価に視点を変えることが必要。

Q3. ゼロベースから立ち上げるときに必要なことは?
A3. 経営幹部に、導入の効果やメリットなどを説明し、理解を得ること。そして、パッションの部分と、論理的な部分を両立できる組織作りを心がけること。

Q4. 本来の仕事以外の活動の場合、人事との協働をどのようにすればよいか?
A4. 職務や業務ができるようになることを目的としているのではなく、仕事ができるようになることを目指している。どのようなことにも対応できる人材を育成することにつながっているのだということとを理解する。

ポストイットに参加者が質問を書いて、白板に貼り出し、その中から質問を選んで答えていくという方式で行ないました。上記で紹介したほかはにも、「マネジメントにあまり力を入れていないが、何かできることはあるか?」「支援活動で大切なことは?」「支援を行なうことによってチームが自主性が失われることがあるが、どうすればよいか?」など、約1時間の時間をいっぱいに使って、答えていただきました。


2. ANAのVH紹介と情報交換

ANA総合研究所の森さんから、VH活動の内容(運営体制の変化、実績、組織体制、バックアップの方法)を説明いただきました。最後に、いくつかの事例を簡単に紹介していただき、「福島空港の音楽フェスタ」については動画で紹介いただきました。

[VH紹介の概要]
2004年に導入し、新しい価値創造に向けて活動を続けてきている。ANA総研は、中立の立場からVH活動を支援する機関として立ち上げられた。この13年で10回プログラムを行い、170件、1392名が活動している。ANAは、シフト勤務も多いことから、勤務時間外の活動を主としているが、研修は勤務内に設定している。活動によって、人材育成や組織活性化につながっているが、ANAのDNAを継承していくことにも役立っていると感じている。

[質疑応答の一例]
Q1. どのような企画を採用しているのか?
A1. やりたいことがあるというだけでなく、どのような活動をしていくのかをある程度描けているような企画を選択している。

Q2. 弊社では、業務の延長のような企画が多くなってしまっている。貴社は?
A2. 業務改善の範囲内であると考えられる場合は、プログラムには乗せていない。

Q3. 事務局が支援し過ぎて、企画が面白くなくなってしまうことがあるが、どのように対応しているか
A3. 最後は、ディレクターにどうするかを決断させている。メンバーがたくさんいる場合も、思っていた方向とは違う方向に進んでしまうようなことがあるので、メンバーを選ぶときには、話し合ったり、面談したりして選ぶといいとアドバイス
している。

Q4. どのようにして、プログラムを1年で完結させているのか?
A4. 特に1年で区切ってはいない。10年かけても、20年かけてもいいことになっている。中には、実現までにどのくらいかかるか分からないような企画もある。

そのほか、「予算はどのように取っているのか?」「時間外の活動だと人が集まりにくいが、どのような対応をしているのか?」
「新規ビジネスを生み出すための工夫は?」
など、参加者から次々に質問がくり出され、既に実績も残してきているANAの活動から学びたいという参加者の姿勢がうかがわれました。

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2017.06.06   上期 第1回 複数社交流会」開催
◆ 会場
富士ゼロックス(株)横浜 お客様共創ラボラトリー

参加企業
ANAシステムズ㈱、㈱エクサ、㈱NTTデータ、東京海上日動システムズ㈱ 、富士ゼロックス㈱、
ミニストップ㈱

プログラム
1. 富士ゼロックス紹介 [13:00~]
2. お客様共創ラボラトリー紹介 
[13:15~]
3. ワークショップ
 [14:00~]
  テーマ:「わたしたちのみらいづくり 
       ~人口減少・少子高齢化社会に役立つ新たなモノ・コトを考えよう」


1. 富士ゼロックス紹介
今回の複数社交流会の企画開催担当会社である富士ゼロックスより、富士ゼロックスがお客様の効率的・効果的な価値を創造するためのコミュニケーション支援をしている会社であることや、常に新しい価値を創造し続けるために取組んでいるバーチャルハリウッド活動およびバーチャルハリウッド協議会の内容について紹介しました。

2. お客様共創ラボラトリー紹介

お客様共創ラボラトリーの責任者より、館内のコンセプトや機能についての説明がありました。新しいイノベーションを起こすための場所づくりを考えた工夫が凝らされていることや、活用状況の紹介のあと、館内の一部を案内しながら、活用事例についても触れていただきました。
館内を案内する様子

3. ワークショップ

研究技術開発本部 コミュニケーション技術研究所の飯田 靖さんが、ファシリテーターとなり、「みらいを創りだす日」に向けたワークショップを行ないました。
ワークは、仲間と共に喜んだ体験を語り、20年後の未来をクレヨンで描き、1年後に向けた未来を書き出し、描いた1年後に向けた本気の一歩を決める、という流れで進みました。
一つひとつのワークは、全て内省から始まり、心に浮かんだものを書き出したり、描いたりし、グループの中で順番に発表します。このとき、語る側と、聞く側は、その役に徹します。どのワークも終始このスタイルで進められ、日々に追われる生活の中では、なかなか向き合うことのできない自分との対話となりました。また人の話に、ひたすら耳を傾けることにより、違う考え方に気付き、新しい発見を通して視野を広げるといった学びもあったようです。
← 真剣な面持ちで
  ワークに取り組む参加者
書いた(描いた)内容を
グループで発表する参加者 →

終盤は、全員が輪になり、「本気の一歩」を挙手制で発表。最後には、「今日の一字(漢字)」を、時計回りで発表し、個々の収穫を思わせる一字をそれぞれが表し、充足感に包まれたままワークを終えました。
「本気の一歩」を発表する参加者

「本気の一歩」と参加者の笑顔を記念に撮る飯田さん


※次回、「上期 第2回 複数社交流会」は、7月19日、東京海上日動システムズで、開催する予定です