<第一部> 13時30分~16時30分
<第二部> 16時50分~18時20分
<第三部> 18時30分~19時30分
交流セッション
※各社の取組みをポスター展示紹介
VH協議会参加企業各社の方とお花が来場者をお迎えします。
今回のオープンフォーラムは、130名(うち会員以外36名)の方にも参加いただき開催しました。
第一部は、岡田会長の挨拶からはじまりました。
会場をご提供いただいた草月会様への謝辞、およびバーチャルハリウッド協議会への期待をお話しいただきました。
続いて、森谷事務局長から2017年度の主な活動「新たな価値創造に向けた共創・交流促進」「各社事務局の相互啓発」「社会への発信」について報告がありました。2017年度は、多様性を生かした会員間のコラボレーションが進みました。
「イノベーションを生み出す環境と人材」をテーマに花田副会長に講演いただきました。
などをお話しいただきました。
VHプログラムは、それぞれの会社の特性に合わせたプログラムや運営上の特長があります。各社の「VHへの取組み・プログラムの特長」と「実際のVH活動事例」を紹介しました。
なお、今回ははじめての試みとして、発表内容の理解を深めていただくことを目的として、参加者が自分の持っているスマートフォンで随時質問を入力したり、「いいね」をすることができる「Q&Aシステム」を導入しました。会場の参加者の皆様からは、多くの質問をいただき、VHやそれぞれの活動についての理解を深めていただけたようです。
進行をつとめるANA総合研究所森さんとCAC下村さん
スマートフォンの「Q Aシステム」の使い方を説明
<発表順>
ワールドワイドでのいけばな人口の拡大と「お花といえば草月」を目指している草月会は、2015年にVH協議会に参画。草月会でのVHの活用の可能性を探求し、また、多様な企業との数々のコラボレーションを踏まえ、2017年度に新たにVH活動「MIRAI HANA SO(未来話そう)」活動を開始しました。
矢崎総業のVH活動「ボトムアップ活動」の紹介がありました。続いて、活動事例として、矢崎総業の関連会社が持つ廃ガラスからつくられた「エコパミス(ハイドロカルチャー)」を草月会が活用することで、矢崎総業は、エコパミス認知度向上や企業イメージ向上を図り、草月会は既存の材料とは異なるものを使うことで作品表現の幅を広げる、という異業種間のコラボレーションの取り組みを紹介しました。
現状に満足せず、熱意を持って変えるべきことを変え、革新を起こす人材育成を目的とした帝国ホテルのVH活動「アイデア提案道場」の紹介と、2017年度の活動テーマから部門間交流を中心とした3テーマの紹介がありました。
今年総業100周年を迎えるトクヤマのVH活動「トクヤマチャレンジ(通称:とくちゃれ)」。2017年度はとくちゃれ初めての試みとして、会社を越えて、トクヤマグループ社員および地域の多様なセクターの方々と共同で、地元周南市の活性化を目的とした「CHEMICAL DESIGN LABO」を立ち上げ、活動中です。
https://chemicaldesignlab.net/
自身が営業活動を通じて感じた生産性向上にむけた課題「スキマ時間の活用」を解決すべく、社内外の多様な人や組織を巻き込み、「外勤ワーカーが本当の意味で利活用できるワークプレスづくり」とその事業化に取組んでいます。
※オープンフォーラムの翌日、4月19日にプレスリリースされましたが、6月1日より、東京メトロと富士ゼロックスと共同で、駅構内に個人専用のオフィス空間を配置する「サテライトオフィスサービス」の実証実験を開始しました。
http://news.fujixerox.co.jp/news/2018/001431/
第二部は、各社経営層と事務局を対象とした「拡大役員会」と、一般参加者を対象としたワークショップ「個別活動事例紹介とコラボレーション」を同時並行で行いました。
役員会には、参加企業各社のイノベーション推進/経営企画/人材育成等を担当する役員部門長が集い、意見交換を行ないました。
花田光世先生のファシリテーションのもと、参加者がVH協議会に寄せる期待、自社でのVH活動をはじめとした自発的活動の取り組み状況や課題などについて話し合いました。
お名前 |
会社名/団体名・役職 |
---|---|
岡田 晃 様 |
株式会社ANA総合研究所 代表取締役社長 / VH協議会会長 |
花田 光世 先生 |
一般財団法人SFCフォーラム代表理事/慶応義塾大学 名誉教授 / VH協議会副会長 |
吉沢 勝 様 |
富士ゼロックス株式会社 取締役 専務執行役員 / VH協議会副会長 |
河本 宏子 様 |
株式会社ANA総合研究所 代表取締役副社長 |
山下 昌哉 様 |
旭化成株式会社 山下研究室 代表 |
千田 朋介 様 |
株式会社エクサ 代表取締役 社長執行役員 |
高橋 一裕 様 |
株式会社NTTデータ 人事本部 グローバル人事統括部長 |
鳥海 芳一 様 |
株式会社シーエーシー 取締役兼業務担当執行役員 |
大西 英史 様 |
首都高速道路株式会社 取締役 常務執行役員 |
米田 竜介 様 |
一般財団法人草月会 事務局次長 |
田村 麻理子 様 |
株式会社帝国ホテル 内部統制部長 |
中原 毅 様 |
株式会社トクヤマ 取締役 常務執行役員 |
江島 俊也 様 |
三菱日立パワーシステムズ株式会社 営業本部 副本部長 |
板東 功太郎 様 |
ミニストップ株式会社 管理本部 人事部長 |
渡邉 泰之 様 |
矢崎総業株式会社 主査 |
村上 恭一 先生 |
慶應義塾大学大学院 特任教授 |
森谷 幸代 |
富士ゼロックス株式会社 VHP-G長 / VH協議会事務局長 |
このセッションでは、まずは、第一部では紹介しきれなかった首都高速道路のVHの取組みとNPOとのコラボーレーション事例「首都高の色をカタチに」を紹介しました。
続いて、ワークショップ「アバターをテーマにみんなで考える」を実施しました。
まずは、「ANA AVATARプログラム」の取り組みを冒頭に紹介いただきました。
その後、CACの齋藤さんのファリシテーションにより、参加者全員で「アバターの利用シーン」のアイデア出しとアイデアのブラッシュアップを行いました。ワークショップの最後には人気投票を行い、得票の多かったアイデアを交流セッションで発表しました。
エクサの代表取締役 社長執行役員 千田様に乾杯の音頭をとっていただきました
ポスターの展示紹介も行われ、交流セッションでは、会場内の各所で活発な情報交換が行われました。
最後に旭化成の山下研究室山下様からVH協議会への期待をお話いただきました。
VH協議会は、2018年度は、新たな価値創造に向けた共創・交流を促進につながる場作り、各社の事務局が更に深く相互啓発できる場作り、そして社会への発信活動を進めます。
VH協議会にご関心のある方は、ご参加ください。→お問い合わせ