イベント・お知らせ
草月×トクヤマ 真・竹取物語を実施
2020/4/4
開催概要
会期:2020年2月14日(金)~23日(日・祝)会場:周南市立徳山駅前図書館 (山口県周南市御幸通2-28)
イベントの特徴
地域活性化のシンボル的施設周南市立駅前図書館の二周年記念企画「周南きさらぎ文化祭」の一環として「徳山駅前 真・竹取物語」“竹から生まれたのはかぐや姫だけじゃなかった”(トクヤマ主催)が行われた。竹に関連した様々なイベントがあったがその中で企画連動した草月いけばな展(草月山口支部主催)も開催された。徳山駅前 真・竹取物語“竹から生まれたのはかぐや姫だけじゃなかった”
地域活性化のシンボル的施設周南市立駅前図書館の二周年記念企画「周南きさらぎ文化祭」の一環として「徳山駅前 真・竹取物語」“竹から生まれたのはかぐや姫だけじゃなかった”(トクヤマ主催)が行われた。竹に関連した様々なイベントがあったがその中で企画連動した草月いけばな展(草月山口支部主催)も開催された。br> 全国有数の竹林面積がある山口県周南市で、竹が持つ優れた機能性と多様な用途に気付いてもらうため徳山駅前図書館で11日間に亘り、竹をテーマに「観て、聴いて、体験する」17件のイベントが開催された。
会場となった周南市立駅前図書前の広場に作られライトアップされた竹2000本を使用したゲート
主催した(株)トクヤマの横田社長は「トクヤマと草月会様はじめ市民の皆さんの協力を得てこのイベントを実現できた。山口県は竹が繁殖して里山をたいへん荒らしている。我々はこれを有効な資源として活用することが街の持続的発展に非常に重要だと考え、竹をバイオマス燃料として発電所の燃料で活用する技術開発をしている。化学をベースに、これからも環境に役立つ事業を展開していきたい。市民と共にトクヤマも一緒に共生していける世の中にするため、そのスタートイベントしたい。」と挨拶した。
オープニングにて挨拶する株式会社トクヤマ 横田社長
いけばな作品の展示
施設内各所に大作~小品まで様々ないけばな作品を展示した。草月流山口支部が制作した竹大作
図書館内に展示された草月流いけばな作品
展覧会の目玉としてバーチャルハリウッド(VH)協議会に参加しているトクヤマのVH活動(竹のバイオマス発電)と草月のコラボレーションで2階デッキに超大作を制作した。竹による化学反応が作品のテーマ。山口県内に繁茂する孟宗竹を使い幅7メートル、奥行き3メートル、高さ4メートルの大きな作品になった。竹の調達からトクヤマのご協力をいただき、作品デザインにトクヤマのロゴマークにもある化学記号を取り入れた。作品の撤去後、使用した竹はトクヤマの発電所でバイオマス発電の燃料として使われた。
図書館内に展示された草月流いけばな作品
図書館内の複数個所に個人作や合作も展示。図書館のなかという場所の特性から、水を使わずに竹や漂白した植物などを使い、いつもと違う表情を図書館各所に作り出した。図書館内の作品にはトクヤマの素材「NFシート」という特殊なシートの提供をうけ作品化に挑戦したものもあった。
事前に制作された竹大作の模型